ワタシ、小さい頃から歯に関してはトラブルが多くって。何度きらいな歯医者に通ったか!
甘いものがすきだから、虫歯になりやすい という基本(?)的なことをはじめとして、
学校の歯科検診で「矯正をオススメします」的な紙までもらったり。 うん、そうなの。
ワタシ、歯並びが決して良いわけじゃなくて、それが少しコンプレックスだったり。
一度、歯科医と相談したことがあったけど「痛いのはいやー!」とワタシがごねたり、
歯科医が「もっと大きくなってからにしましょうか」的な結論を下したため放置し、
24歳になりましたが、そのまま。もちろん、歯並びが綺麗な方がいいけれど、今更ながら
痛いのはやっぱりいやだし、歯を抜いたりだとか そういうの何かいやだーって思って。
で、今回たまたま戴いた『抜かずに治す「歯並び」』という本を読ませていただいて、
ワタシ、
矯正歯科について何も知らなかったし、イメージ変わったし、
大袈裟ではなく目から鱗が落ちる本だ! と思ったの。本のカバーにも書いてあるのだけど
「すでに矯正をされた方は、読まないでください。衝撃を受けるかも知れません。」という
コピーが、ホントにそのまんまだと思えた内容で、のめり込む様に読んでしまったの。
ワタシがカルチャーショックを受けた点は、この著者の岸本雅吉先生はひどく患者のことを
考えているということ。歯並びなんて「綺麗にしたい!」という思いだけなら、正直な話
美容整形でもできちゃうこと。だけど、それに伴う弊害(肩こりとかもそうなんだって)を
親切に心配しているの。後先考えず、目先のことだけ考えてする歯列矯正がいかに危険かを
ワタシみたいに「お金さえあればささっとやっちまいたい!」と思っていた人に教えてくれて。
そして、この本のいちばんのポイントがやっぱり「抜かずに治す」という部分なんだよね。
普通の歯列矯正って、犬歯の隣にある第一小臼歯を抜くというのがメジャーらしいのだけど
ひとつひとつの歯って無駄なものなどなく、役割があるわけで、抜くというのは本来は
良い治療方法とはワタシも思えないなと。それに、まあ抜いて綺麗に矯正ができたとしても
また歯並びが戻ってきちゃうことがあるんだって! そうじゃなくても、親知らずを抜いたり
結果的に8本の歯を失うことになる可能性があるって・・・何かそういうのいやだなと。
だったら、この著者の提唱する「抜かずに治す」方法の方が、どー考えてもいい!
おまけに戻ることもほぼないし、矯正による副産物(肩こり・眩暈・頭痛など)も、
これまたほぼないらしいし、ひどく安全だと思うの。カウンセリングもしっかりしてるし。
と、歯列矯正に関してもそうだけど、この本を読んでいて非常に思ったことは、
症例写真が多かったり、イラストでの例が多かったり、読みやすい様にふりがな付きだったり
年齢関係なく誰にでも解りやすい様に説明してくれている、というのがとても親切。
専門的な本は難しいんじゃ? と思っていたワタシも、食い入る様に読み終えてしまったし。
もしも、
矯正歯科に行こうと考えている方は、是非この本を読んでから!
歯医者嫌いのワタシですらオススメしたいと思ったくらいだから、これは本当です。
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この本を読んでいたら、ワタシもこの歯並びを綺麗にしたいと思ってきたよー(本当に)。