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評価:
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東宝
¥ 4,887
(2008-04-25)
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平凡な女子高生の美嘉(新垣結衣)は同じ高校に通うヒロ(三浦春馬)と運命的に出会い、瞬く間に恋に落ちるが、ヒロの元カノからの嫌がらせや妊娠など想像を絶する悲劇に見舞われてしまう。そのうえ、ヒロから一方的に別れを告げられた美嘉は心に大きな傷を負うが、ヒロと正反対の穏やかな優(小出恵介)と出会い、心癒されていく・・・。
この映画、ものすごく「泣きました! 感動しました!」的、有名映画になりましたね。
ワタシは携帯小説を読まない(むしろ厭う)人なので、原作とか知らないし、実話だとか
何だとか、よく知らないのですが、この映画のファンが多いというのは承知した上で
・・・辛口に正直に感想言いますけど、済みませんーーー (`Д´(´Д`(`Д´(´Д`
昨日テレビで放映していたので観てみたら、「やっぱりね」というのが正直な感想。
まず、ストーリー無視してキャストに関して言えば、新垣結衣は悔しいけど可愛いねえ。
つるっつるのストレートにしたり、クリアピンクのグロス塗りたくなりましたから・笑。
この映画で人気になった三浦春馬くんは、うーん・・・スーツ姿は格好良かった!笑
そして、何気に最近よく観る小出くんは どんな役でもこなすなあ と。 時代背景も。
んで! で、ですよ!! 肝心なストーリーの感想を、拙い言葉で述べさせてもらいますと。
これは、完全にピュアな人向け もしくは 高校生くらいまでにはウケがいい映画かと。
実際の設定が学生ってのもあるし、そりゃワタシも高校時代の片想いを思い出したりもしたけど、
最後まで ぜーんぜん 涙の一粒も出ませんでしたもの。 素直な気持ちで見たつもりが。
だって・・・どう頑張っても、突っ込みどころが満載なんだもん (`・ω・´;)
実話ってところもワタシは胡散臭いと思うけど、まあそれは実話ってことにしたとしても
そしたら、どんだけ現実と夢の間に生きて それを「愛」と呼んじゃって 何だそりゃ。
そりゃあ、子どもを流産したら哀しいことだ。 愛の結晶だからこその行為だったのかもね。
でもさ・・・図書室で、避妊なしで致すということはどうなの? そこはスルーですか?!
結局、携帯小説(や、それがが原作の映画)って、何故にワタシがここまで毛嫌いするかってさ、
パターンが決まってるんだもの。「純愛」を振りかざす割に、やたらと残酷なシーンを含む。
いやね、実際レイプやら流産やら病気やら、そういう現実はこの世に転がってるとしても、
映画の中でお涙頂戴のために、それらをエッセンスに使うのが ずるいと思うのですよ。
おまけにこの映画の場合、それを若い子達に見せる必要があったんだろうかねー? と。
教訓映画だったらまだしも(?)、あくまで「恋空」だものね・・・
ワタシ的には、じゃあ小出くんの立場はどーなんだ! と、かわいそうになっちゃいましたよ。
ていうか、この映画で涙を流し、むしろ主役と言うのならば、ある意味小出くんじゃない?笑
と、かなりの辛口でしたが、賛否両論わかれた中で やっぱりワタシくらいの年齢の人は
「どーなんだ、これ」って意見が多かった気がするなあ、劇場公開当時も。
ちなみに、景色と
臼田あさ美のキレイさは褒めるべき点かも・笑。 あと、
ミスチル効果はズルイ。
この映画から時間が経って、やっと『
旅立ちの唄』を単体でいいうたと聴ける様になったわ。
うっひゃーーーかなりの辛口? でも、感じ方は人それぞれでしょう ということで許してね。