にんげんは忘れる生き物だと知っていても、それでも、それでも、
大人(親)になったら、自分が子どもの頃のきもちやこころを忘れてしまうの?
だからこそ、あたしはここに大人と子どもの狭間の23歳のあたしを記憶させるし、
データがぶっ飛ぶのなら、ノートにボールペンで筆圧強めに記憶させてる。
あたしは、親になったら、今のあたしのきもちを忘れたくないから。
子に、同じことを繰り返したくないから。と、いうわけで、
昨日(下段関連)の記憶。
朝起きたら、久しぶりに2度目の7時! しかも眠剤飲み忘れなのに快挙!
と、すごくしあわせで健康的な気分でリビングに降りていって、
ほんとだったら、いい気分で快適ないちにち(ポジティブ気味で)が始まるはず が。
すぐに父に「30日に墓参りに行くぞ」と。ええ、それはいいんです、行きたいです。
その次でした。「いつまでもお前が目的や目標持てなきゃ困るからな。」と。
そこに、あたしは「?」と感じたのです。「すきでこんな状態なわけじゃない」と。
穏やかにそれだけ言ったら、いきなりブチ切れされまして。
多分、最近仕事が忙しく(自営業なんで)おまけに人にあたる性格の方なんで、
そのタイミングが重なってしまったのもあるとは、思うのだけれど。
理不尽に切れられ、「テメーには卒業してもらわなきゃ困るでな!」と、
そしたら抑えていたあたしも、あまりに理不尽だ! と思ったので
「何も解ってないじゃん! じゃあ休学だって、意味ないじゃん!」
「今の状態を困ると言ったけど、休学したのは療養するためじゃないか!」とか。
そしたら、「だったら大学今すぐ辞めちまえ!」(それを許さなかったのはお前だろが)
もう、ここら辺であたしの脳は「この人何言ってるのーワッカンナイー♪」状態で
防衛機制かかって、プツンとなって、思わずまた衝動で物を投げたんですよ(反省)。
そしたら、「投げろ投げろ! テメーも俺と同じだ!」と大声で馬鹿にされ。
奴は昔から物にあたる人でしたが、その行為とあたしの行為とは違うじゃないか。
あたしの物を投げるという行為は異常であって、「おかしい」行為なのに。
馬鹿にされたことが予想外だったのか、あまりの展開に希死感が募ったのか
やってしまったんですね。2回目だけど、親の前でははじめての、首絞め。
とはいえ、近くにあったのなんてPCのマウスしかなく、それでギューっと、
でもそんな細いもんじゃ快感すらないし苦しくもなく、あたし的には無意味でしたが。
でも、それをはじめて目の当たりにした親は、怒鳴るかショック受けるか、
そのどちらかだろうと、後で妹氏も言っていたけれど、あたしの親はそのとき
「あーそうかそうか、親が全部悪いのか!」「毎日働くのが馬鹿らしいや!」と
目の前で首を絞めたあたしに、更に暴言を吐くという・・・これは予想外でした。
さすがにあたしも嗚咽が止まらなくなって3階に戻ったんだけど。
リビングに少し残っていた妹氏によると、父親は途中から来て事情を知らない母親に
「あいつが墓参りに行くのを嫌そうな顔をしやがった」やら、事実無根で
おまけに論点ずれまくりな説明をぶちぎれながらしていたそうで。
感情的になったときに、思わずなことを言ってしまうことがあるのは解る。
百歩譲って、その嘘の説明も自分擁護やらのために感情的にしてしまったとしても、
言葉って残るんですよ。せめて「謝る」という行為は、できるでしょう?
だけど、昨日いちにち様子見たところ、父親はあたしに何も言わず
(というか、こっちの方から完全に目も合わせないんですけどね)
反省もなし、何を思ってるのかすら解らない、自分が言ったこともきっと覚えてない。
親であり男である父に、子どもであり女であるあたしは、勝てないのが事実だ。
何を言ったところで否定され、見下され、挙句にはボロボロにされる。
それこそ馬鹿らしい。だから、あたしはそれ以上、もう何も言わなかった。
ただ、相当辛かったらしいですねーー甘え下手なあたしが、気ぃ遣いなあたしが
「助けて」という言葉を彼氏に自分から発するとか、非常事態ですよホント。
彼氏とのやりとりは昨日のエントリーに書いた通りで、だからあたしは昨日を生きました。
ただ、こういうことをここに書いたり人に話すのを、あたしが躊躇うのは
あたしより辛い家庭事情だとか病気だとか、そういう人を沢山知ってるから、
それに比べたらあたしの苦しみなんて軽いもので吐くことすら失礼じゃないかと。
でも、彼は「お前の苦しみを、他人のそれと大小で比べようとするな」と
それこそ一生また忘れないであろう言葉をくれたから、書いている。
辛かった。もとい、ほんとは今だって辛くて苦しくて仕方がない。
哀しいのか、悔しいのか、親への憎しみが生まれたのか、感情がわからないくらい。
ただ思うのは、あたしが浅はかだったってこと。
7時まで眠れる日が増えたり、なんだかんだ家族と笑って話したりして
「やっぱり実家はいいんじゃないか」なんてこころ開きかけてた自分が、馬鹿だった。
何度も繰り返してるのに、期待して。
ただ、今回はほんとに、最強レベルで思った。あたしはここに居たくない。
かと言って、つくばにすぐ戻る行為はそれこそ奴のとる感情的行為と一緒であり、
おまけにつくばの家だって親が金払って借りてる家で、結局胸なんて張れない。
家を出たい。だけど、働けないからお金がなくて出られない(どっちの家もね)。
そういう自分が不甲斐なく、情けなく、悔しくて
おまけに「働くのが馬鹿らしいや」と、まるで子どもだけのために働いてる様な
恩着せがましい発言されたのなら、じゃあ死んで生命保険でも入れてやるわ! と。
そんなことすら思ったくらい。働かなきゃ、自分だって食べていけないじゃないか。
色々あったんです、もっと色々言われたんです。
ただ、思い出せない部分と、思い出していても辛すぎて書けない部分と、
もう全てがおかしくて(奇妙と笑えるという意味の両方)わっけわからん♪ で、
ただ、そんな父親の血が流れている自分を、きらいだと思った。強く。
「親が全部悪いのか!」に対して「そうだよ!」と言ってやりたかった。
何が正しいか解らない、何が問題なのかも解らない。
ただ、「この家ではあたしが悪く、あたしが問題で、あたしが間違っている」 のだと
父親の絶対権力と、便利な中立にいながら自分が被害者と言う母親に、定められている。
それを知りました。 あたしが悪いのなら、いっそ完璧に責めればいいのに。
中途半端に、まわりくどくしないで、「お前が! お前が!」と言ってくれ。
そっちの方が、どれだけ楽か。完璧に壊れてしまえた方が、あたしが楽だ。
今日も生きています。それは、それでも、描く先があるからです。
「どうなったって生きていけるから」そう言ってくれた人がいるから。
「何とかしよう」そう言ってくれた人がいるから。
スケジュール帳に貼ってあるシールが、逢うべき人達のもとへあたしを延ばすから。
だから、大丈夫。 大丈夫じゃなくても大丈夫、元気じゃなくても元気。
ただほんと言えば、あたしは自分が悪いとは意地でも思ってない。
少なくとも、昨日の件に関しては。誰が何と言おうと、それだけは。
あ、ちなみに誰のおかげか、健康的睡眠生活はさっぱり消えましたね。
今朝は眠剤(いつも4つ)ありなのに、夜中2時起きでしたし。恨みませんけど、けど!
思い切り情けない家庭事情をさらけ出した埋め合わせは、次のエントリーあたりで。