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評価:
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TCエンタテインメント
¥ 2,700
(2008-12-19)
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道明寺(松本潤)がつくし(井上真央)にプロポーズしてから4年。2人は全世界に向け、盛大な婚約発表会見を決行。その後、結納を交わしたつくしは、道明寺の母・楓(加賀まりこ)から、道明寺家に嫁ぐ者に代々受け継がれてきたティアラ“ビーナスの微笑”を贈られる。しかしその夜、何者かにティアラを盗まれてしまい・・・。
今更? と思われるのは承知だけれど、ええ 今更観たんです『
花より男子ファイナル』。
劇場公開時に、
aikoの『KissHug』が挿入歌ってこともあって 一瞬観ることも考えたのだけど
当時の予告のイメージが「ティアラを取り返すドタバタハートフルストーリー」という感じで
自分の中で固定されちゃって「もっと恋愛的なのがいい!」と思って辞めたんだけど。
最近、松潤とか
嵐全般にキュンとしてるのもあって、
レンタル半額日だったのもあるし、
失敗してもまあいいか! ってくらいの気楽な気持ちで観たら・・・良くて驚き(´;ω;`)
はじめからテンポの良さにそのままひきこまれて、クスッと笑ってしまう場面が多くて
ドラマの映画化ってすきじゃないんだけど、やっぱり
花男は成功例だなあ なんて思った。
漫画は昔読んだのだけど、個人的にはこのキャストは成功だったと思うんだよねえ。
井上真央ちゃんは演技力もさることながら、ワタシの中でつくしにぴったりだし、
F4もそれぞれが今や人気だけれど、個性が上手く調和していて 誰をとっても魅力的だし。
そして、音楽! 挿入歌のaikoはまさに泣ける場面で流れるし、
主題歌の嵐も最高にハートフル。
「面白い」と思って観ていく内に、ところどころ自分がつくしと一体化していくの。
女子だからってのもあるけれど、似てる部分があると思った。ワタシはつくし程強くないけれど、
それでも「ワタシなんかでいいんだろうか?」「ホントにこの先これでいいのかな?」と
思い悩んだ経験は過去にも今にもよくあることで、それがすごく解って もう大泣き。
「すき」って気持ちが本物だと解っていても、それだけじゃ全ては上手くいかないんだ。
哀しいけれど、それが現実。 すきだけじゃダメなんだ、って、あれですね。
だけど、このふたりは「愛」だなあ、と思った。もうね、道明寺にずきゅーん! ですよ。
あの、亭主関白でワガママなとことか、愛し過ぎる! でも、守ってくれる優しさもあって、
一つ一つの台詞が「もし自分に言われたら・・・」と想像すると、もう想像妊娠できますわ・笑。
結末はまあ「おい!」という突っ込み具合もあったけど、それくらいがこの映画には丁度いい。
そして、いちばんラストのシーンもまた素敵で。 憧れだし、またしても号泣・・・!
あとは、今回の舞台は日本を結構離れるのだけど、ラスベガスのシーンは凄かったなあ!
ベガスの夜のべラッジオの噴水は、叔母に動画で見せてもらったことがあったのだけれど
これまた映画でもっと綺麗な画像で観ると、あそこは絶対に行ってみたい! 綺麗過ぎた!
そして、
EXILEの
AKIRAの役者っぷりには笑えつつも、それなりにこなしていて合格*
こんなにキャストもストーリーも要素も盛り沢山で、それなのにまとまった感があるのは
軸がぶれてないからかな。「愛」とか「友情」とか、そういうものが躊躇なく口に出せる感じ。
「ありえないっつーの!」をこれからワタシは口癖にしようかと思いました(!)
もっと早く観ておけば良かったと思うと同時に、漫画もドラマもも一度観たくなる。
花男の世界にすごく切なくも甘くもなって 現実生活が一瞬陳腐に見えて凹んだワタシ・笑。
私もドラマと今回の映画みて 花沢類が好きなんです。
原作の方はみてなかったのでドラマも最初みてなかったのですが花男2をなにげにみたら どっぷりはまりました(*^^*)
道明寺はドラマではちょっと強引なところもあったりして 私的には類がタイプなんですけど 今回の映画(2回みてしまいました)については 道明寺 WIN でしたね。
最後の結婚式での KISSが もう役に入っていて完全 道明寺のつくしへの愛がすごいっていうのがわかりました。羨ましい....です。