昨日、無事につくバックしました! あんだけ静岡を離れるのがいやだったのに、
帰って来て思うことは「やっぱり、あの家(実家)は あたしの居場所ではない」と。
静岡の居心地の良さ、友達や恋人と過ごす時間の居心地の良さを、
あたしは「実家の居心地の良さ」と どこかで勘違いしていたのかも知れないや。
と、確信したのはもう何度目か? 学習能力がないのかしらん、アタシは。
だけれど、できれば実家や親は あたしの帰る場所であって欲しかったんです。
先日のエントリーで書いた「陰のきもち」は、ときの流れで薄くなっていったのに
それをわざわざ濃ゆく色づけてくれる、それが悪意あるものにせよ無いにせよ、
自分の親であるということが どれだけ悔しくて どれだけ哀しく淋しいことでしょう。
家族と言えど、ひとりとひとりの集合体。血の繋がり=こころの繋がり ではない。
だからこそ、ちっぽけなアタシ達は お互いを思いやって共同体をつくっていけたらと
アタシはそう思っているからこそ、そりゃ生きてる年数で親には到底敵わなくとも
長女として、23歳として、アタシしか知らない世界も痛みもあるから
腕伸ばせる範囲で、家族のことを なんだかんだ考えて 思いやってきたつもり。
それに対して、見返りを求めているわけではないけれど それでも、それでも。
「アンタは心理学をやっていたのだから、人の気持ちが読めるでしょう?」
「人の気持ちが読めるんだから、親の気持ちくらい読みなさいよ。」
・・・こんな言葉を、今のアタシにちくちくと言えてしまう それが哀しかった。
何度もひどい言葉は言われたけど、そこは悪意がないと思って目を瞑って来た。
だけどねーーー、いくら痛みに慣れてるとは言えど、アタシだって限界はあるのに。
そもそもが、偏見だらけだ。 自分の娘を、無意識に偏見の目で見ている。
心理学と口にされることだけでも今のアタシはひどく胸が痛むってーのに、
それを出し、おまけに“人の気持ちが読める”とは、何だその頭のおかしい発言は!
たとえ、あり得ない仮定で アタシがそうだとして それを強要されるとしても
自分達は逃げるのか? 自分達は人の気持ちなんて解らない(心理学やってないしー)
だからアンタ(アタシね)の気持ちなんて悪いけど解りませーん♪ は 非道だ。
それなのに、それを指摘するあたしに「屁理屈」とは、ホントに理屈の通ってないのは
一体だあれ? あたしが全部悪いのか知らん? いい加減に頭がおかしくなる前に
だったら、あなた達の前からフェイドアウトしてあげますよ と思うのも当然だ。
大泣きした。「普通」を言い通す彼女達こそ普通でないのに、どうして気が付かない。
普通でないアナタ達のその言葉や態度を物心ついてから何年も我慢してきた結果が、
この欠陥品のアタシじゃないか。 どこが普通だ。 いいとこばかり親の権威をかざして
結局逃げている大人(こども)は、だあれ?
話したって、言葉は通じないことがある そんなことはもうとっくの昔に知っていて
だから、それでも無駄だと思いつつも「どうして学習しないんだ」ってことを
聞いてるのか知らない受話器ごしの耳につきつけて、電話を切った。
いいことと悪いことが背中合わせなら、明日はどれだけいい日になるんだろ って思う。
こんだけ痛めつけられても、あたしは生きていて それは哀しい強さなのだろうね。
電話を切っても、簡単に切れない関係。 嘘でなく、今日のアタシだったら
大きく手を振って「さよならーーー!」と 言ってやりたかった。
心配と干渉は、違うもの。 全か無かの考え方しか知らないアタシの親には、
きっとずっと、いや一生、アタシのことを理解してもらうのは 無理だと 諦めた日。
こんなアタシでも、きちんと味方でいてくれる人達がいるから、生きてるんだろうね。
そして、菜美さんの存在を認めてます。
だから…お互いに生きましょう。がむしゃらでも何でもいい。居るべきところで生きていれば、それが菜美さんの居場所になるのですから…
P.Sグランデのタンブラー買いました。
一部ではもうなかったのですが、呉服町スタバにはたっぷりと…あそこはテーブル多いですからね…